金属・非鉄金属切削加工業
簡単に言うと、機械で「鉄」を削ります。カッコよく「マシンオペレーター」などと言われてますが、機械を操作し、鉄のかたまりから部品の形をつくる仕事です。鉄をけずるのですから、当然刃物も削れてしまいます。そこで、ある程度加工したら、寸法を微調整します。この微調整は刃物の材質や形、材料の種類で色々変化します。最初の3年くらいは、先輩達が設定した通りに微調整したり刃物を交換したりして、材料の違いや寸法の違い、刃物の擦れ方などを体で覚え込みます。次に、機械を動かすプログラムを勉強し、部品ごとに「どのように加工するか?」という技術を身につけます。高品質を維持しながら微調整する事が第一の技術です。そして、いかに微調整を楽にコントロールできる設定(プログラム)ができるかが、次の技術となります。これらが身に付くと、高い品質を維持するための業務や、どの機械でどの製品をいくつ加工するのが最適か?のスケジュールを組む生産管理の業務をコントロールできるようになります。まずは基本のマシンオペレーターから始め、3~5年を目標に一人前になって、様々な会社業務を担ってもらいたいと思います。